様々な久々
久々にライブに行った。
久々に誰かに語りたいと思った。
久々にコンペをやろうと最近思い始めた。
久々に頭を使った。
久々にブログを書こうと思った。
これを書くに至るまでいろいろあった。
そのいろいろは後々明らかにしていくつもりだ。
松任谷由実さんのライブに初参加した。
セット、音響、照明の色彩等すべてが融合して松任谷由実さんの世界観を感じることができた。
爽快なエッセンスとともに思ったことが一つ。
コンサートの題名にある「深海の街」はこの2年少々を語るように暗く、深海のように光が遠くに見えた。
しかし、深海の底にあったのは孤独というより、
過去の綱を手繰り寄せるような感傷だった。
過ぎ去っていった日々が実像をとらえずにぼんやりと迫ってくる感傷だ。
それが現在に覆いかぶさった曖昧になる境界線が、実に美しく、哀しかった。
美しいという力は実に力強く心を支えてくれるものだ。
人は体験していったものを糧に形成されていく。
醜いものも美しいものもかつては等しく生まれたのだ。
かつて僕は醜かった。今よりも、ずっと。
いつかはマシになる時が来るだろう。
美しいものに触れあっていくのはこれからだからだ。